こんにちは。 いきなり団子「肥後屋」ブログ担当です。
熊本で長く愛され続けている郷土菓子「いきなり団子」。
お店ごとに、皮の厚みやお芋の切り方、あんこの甘さなど、それぞれの個性が光るお菓子です。
「いきなり団子なんて、どこで買っても同じでしょう?」
もしそう思われている方がいらっしゃったら、ぜひ一度、私たちの団子の「中身」を覗いてみていただけませんか。
肥後屋のいきなり団子には、美味しさのカギを握る「構造の秘密」があるのです。
今回は、その秘密をまるっとご紹介します!
1. どこから食べても美味しい「3層構造」
一般的な「いきなり団子」は、厚切りのサツマイモの上にあんこを乗せた「2層」で作られることが多いです。
これが昔ながらの素朴な形で、いきなり団子といえばまずこの形を思い浮かべる方も多いはず。
しかし、肥後屋ではあえてひと手間かけ、あんこを上下のサツマイモで優しく挟む「3層構造」でお作りしています。
2層の方が工程が少なく簡単なのに、なぜ手間のかかる3層にするのか。
それは、「最初の一口から最後の一口まで、同じ美味しさを味わってほしい」という想いからです。
2層だと、食べる場所によって「あんこだけ」「お芋だけ」になってしまうことがあります。
3層にすることで、どこをかじっても「お芋・あんこ・お芋」がバランスよく口に入り、ホクホク感と優しい甘みを同時に楽しんでいただけるようになりました。

2. 私たちが見つけた「4:3:3」のバランス
3層にするだけでなく、それぞれの素材の「厚み」にもこだわっています。
私たちがたどり着いたのは、「生地 4 : あんこ 3 : お芋 3」という比率です。
「生地が少し多いのでは?」と感じるかもしれませんが、これこそが肥後屋ならではの「もちもち感」を支える秘訣です。
皮を薄くしすぎると、お芋の水分でベタついてしまったり、せっかくの食感が損なわれたりします。
少し厚みを持たせることで、お芋の水分を適度に受け止め、最後までのど越しよく召し上がっていただけるようにしています。
3. 甘さを引き立てる、ほんの少しの「塩味」
「肥後屋さんのいきなり団子は、大きいのにペロリと食べられる!」
そんな風に言っていただける理由の一つに、生地に効かせた「お塩」があります。
甘いものをより美味しく感じさせるために、生地には絶妙な塩加減を加えています。
スイカに塩を振るのと同じように、この少しの塩気が、あんことお芋の本来の甘みをふんわりと引き立ててくれるのです。
4. 冷めてもやわらかい理由。たどり着いた「電解還元水」
「お団子は、冷めると皮が硬くなる」 そんなお悩みを聞くことがあります。
お団子はどうしても時間が経つと硬くなってしまうのが宿命ですが、私たちはこれを「お水」の工夫で解決したいと考えました。
肥後屋では、生地を練る際に「電解還元水」というお水を使用しています。
このお水には、素材を柔らかくしたり、成分をしっかり引き出したりする力があります。
このお水で丁寧に練り上げることで、
- しっとりとした保湿力(時間が経っても乾燥しにくい)
- モチモチとした弾力の持続(冷めても固くなりにくい)
- 蒸し上がりのつややかな美しさ
という、理想的な生地になりました。
お家で温め直した際にも、できたてのような満足感が味わえるのが肥後屋ならでは!
「忙しい朝の朝食代わりに」
「お子様のおやつ」
など、様々なシーンで、まるで作りたてのような「ぷるもち」の食感をぜひお楽しみください!
5. 彩り豊かな断面も見どころです
この3層構造は、半分に切った時の見た目もとても綺麗です。
「お芋・あんこ・お芋」のコントラストがテーブルを華やかに彩ります。
定番の小豆あん、鮮やかな紫芋、香りの良いよもぎ……。
切った瞬間のパッとした彩りは、心まで少し明るくしてくれるような気がします。

6. 安心してお召し上がりいただくために
私たちは、昔ながらの手作りを大切にしながら、衛生管理の国際基準(HACCP)の考えを取り入れた清潔な工場で、ひとつひとつ丁寧にお作りしています。
「美味しい」の前に「安心」があること。
大切な方への贈り物として選んでいただくことも多いからこそ、目に見えないところの管理こそ徹底したいと考えています。
おわりに
いかがでしたか?
肥後屋のいきなり団子は、「お客様が頬張ったその瞬間、一番美味しいバランスであること」を追求した結果、唯一無二の美味しさにたどり着きました。
シンプルで素朴なお団子ながらも、3層のバランス、美味しさを引き出す還元水など、こだわりが詰まっています!
まだ体験したことのない方は、ぜひ一度、その断面の美しさと、口いっぱいに広がる「芋・あん・芋」のハーモニーを試してみてください。
皆様の団らんのひとときが、もっと笑顔になりますように。
【こだわりのいきなり団子をご自宅でどうぞ】



